愛知県岩倉市のお客様 アラジン 38型後期型
本日はお電話でお問合せ頂きました愛知県岩倉市にお住いのお客様がアラジンストーブをお持ち込みくださいました。
古いストーブでずっと押し入れの中にしまってあったそうです。
最後にご使用になられたのはもういつの事だか思い出せないとおっしゃっておられました。
もしかしたら芯の固着もあるかもしれませんね、とお伝えしましたところ一度見てほしいとのご依頼です。
拝見させて頂いたところそれなりに古いモデルで38型と申しましてもうかれこれ40年以上前のストーブになります。
最近めっきり見かけなくなりましたが前身の店舗で販売していた頃はよく解体業者様がまとめてお持ち込みくださいました。
ちょっと変わったストーブではありまして、まぁプロトタイプとでも申しましょうか。
日本アラジンが開発した自動消火装置が備わった当時としては画期的なストーブです。
ただしこのタイプは取り扱いが非常に困難でして、ちょっと足をぶつけたりしますとガチャーンと大きな音を立てて芯に蓋が閉まる構造になっております。
この消火装置を解除するのにちょっとしたコツがありましてそれなりに力も必要となりますので現在ではあまり需要は高くないようです。
しかしながら独特のメカニックを持つ外観やメンテナンスする楽しみはありますので程度が良いお品でしたら探している方もいるかもしれません。
肝心の芯のほうはほぼありませんがどうやら上下はするようです。
程度は画像では隠れて見えませんがチムニーのつなぎ目が上から下までかなり錆びてしまっております。
あとは天板の焼けがございます。
それ以外は年式相応でしょうか。
中古需要から38型はなかなか査定が厳しいモデルではありますが修理ベースや部品取りには使えると思いますので、査定額を提示させて頂きお陰様で買取成立致しました。
アラジンやニッセン、フジカでしたら古いストーブでもお取り扱いしておりますので整理や売却を検討されておりましたら一度リバティへご相談ください。
本日は誠にありがとうございました。